WEB広告やデジタルマーケティングの業務に興味を持っている方や初めてこれらの仕事に取り組み方にとってどこから手をつけれれば良いのかわからないという方は。ウェブ解析士の資格からチャレンジする方法があります。ウェブ解析士の資格を取得しておくことでキャリアップにつながったり、就職転職にも大変有利になるだけでなく、取引先の信頼を得ることでビジネス機会の獲得にもつながります。今回はウェブ解析士の資格取得を目指す方のために例題と回答をご用意いたしました。ぜひ活用して合格につなげていただければ幸いです。
ウェブ解析士 模擬問題(100問)
ウェブ解析の目的として最も適切なものはどれですか?
A. アクセス数を増やすこと
B. ユーザーの行動を分析し、ウェブサイトの改善に繋げること
C. 競合サイトの状況を把握すること
D. 最新のウェブ技術を導入すること
正解:B
解説:ウェブ解析の主要な目的は、データの分析を通じてユーザー理解を深め、KGI/KPI達成に向けたウェブサイトやビジネスの改善策を見出すことです。
KGIとは何ですか?
A. 中間目標
B. 重要業績評価指標
C. 最終的な達成目標
D. 投入したリソース
正解:C
解説:KGI(Key Goal Indicator)は、事業やプロジェクトの最終的な達成目標を示す指標です。
KPIとは何ですか?
A. 最終的な達成目標
B. 中間目標またはプロセス達成度を示す指標
C. 競合サイトの指標
D. コストを示す指標
正解:B
解説:KPI(Key Performance Indicator)は、KGI達成に向けた中間プロセスや活動の成果を定量的に評価するための重要業績評価指標です。
ウェブ解析において、データ取得の最も一般的な方法は何ですか?
A. サーバーログ解析
B. ユーザーインタビュー
C. タグ(計測コード)の設置
D. アンケート調査
正解:C
解説:現在のウェブ解析ツール(Google Analyticsなど)では、ページに埋め込まれたJavaScriptタグ(計測コード)によってユーザーの行動データを収集するのが主流です。
Cookieとは何ですか?
A. ウェブサイトのデザイン要素
B. ユーザーのブラウザに保存される小さな情報ファイル
C. サーバーのアクセスログ
D. ウェブサイトのセキュリティ機能
正解:B
解説:Cookieは、ユーザーのブラウザにウェブサイトが一時的に保存するデータです。これにより、ユーザーの識別やセッション管理などが可能になります。
ユニークユーザー(Unique User)とは何を指しますか?
A. サイトへの合計訪問数
B. 一定期間内にサイトを訪問した重複しないユーザー数
C. 特定のページを閲覧したユーザー数
D. ログインしたユーザー数
正解:B
解説:ユニークユーザーは、Cookieなどの識別子に基づき、指定した期間内にウェブサイトやアプリにアクセスした重複のない個別のユーザー数をカウントします。
セッション(Session)とは何ですか?
A. ユーザーがサイトに滞在した時間
B. ユーザーがサイトで行う一連の操作
C. ページの表示回数
D. サイトからの離脱数
正解:B
解説:セッションは、ユーザーがサイトにアクセスしてから一連の操作を行い、離脱または一定時間無操作でタイムアウトするまでをひとまとまりとして扱います。
ページビュー(PV)とは何ですか?
A. サイトへの訪問数
B. 一定期間内にサイトを訪問したユーザー数
C. ページが表示された回数
D. サイトにアップロードされた画像数
正解:C
解説:ページビューは、ウェブサイトのページがブラウザに表示された合計回数です。同じユーザーが同じページを複数回表示すれば、その都度カウントされます。
直帰率とはどのように計算されますか?
A. (直帰セッション数 ÷ 全セッション数) × 100
B. (1ページだけ見て離脱したユーザー数 ÷ 全ユーザー数) × 100
C. (離脱数 ÷ ページビュー数) × 100
D. (セッション数 ÷ ユーザー数) × 100
正解:A
解説:直帰率(Bounce Rate)は、1ページだけを見てサイトから離脱したセッション(直帰セッション)が、全セッションに占める割合です。GA4ではUAと定義が異なりますが、計算式としてはこの考え方が基本です。
離脱率とはどのように計算されますか?
A. (特定のページからの離脱数 ÷ そのページのページビュー数) × 100
B. (直帰セッション数 ÷ 全セッション数) × 100
C. (全離脱数 ÷ 全ページビュー数) × 100
D. (コンバージョン数 ÷ セッション数) × 100
正解:A
解説:離脱率(Exit Rate)は、特定のページからサイトを離脱したセッションの数を、そのページが表示された合計回数で割った割合です。これは、そのページが「最後に見たページ」になった割合を示します。
コンバージョン率(CVR)とはどのように計算されますか?
A. (コンバージョン数 ÷ ページビュー数) × 100
B. (コンバージョン数 ÷ セッション数) × 100
C. (売上 ÷ セッション数)
D. (ユーザー数 ÷ セッション数)
正解:B
解説:コンバージョン率(Conversion Rate)は、コンバージョンに至ったセッション数を、全セッション数で割った割合です。(ユーザー単位で計算する場合もありますが、セッション単位が一般的です)
目標設定(コンバージョン設定)の目的として最も適切なものは?
A. サイトのデザインを変更するため
B. ビジネス目標の達成度を測定するため
C. 競合サイトの目標を把握するため
D. アクセス元のIPアドレスを特定するため
正解:B
解説:目標設定は、ウェブサイト上でのユーザーの特定の行動(購入、問い合わせ、資料請求など)を「コンバージョン」として計測し、ビジネス目標の達成度を定量的に把握・評価するために行います。
目標設定の種類として「到達ページ」が使われるのはどんな場合ですか?
A. 特定の動画が再生された回数
B. サイトにアクセスしたユーザーの地域
C. 問い合わせ完了ページや購入完了ページへの到達
D. サイト内検索が実行された回数
正解:C
解説:到達ページ目標は、ユーザーが特定のURL(例:サンクスページ、完了画面)に到達したことをコンバージョンとして計測する設定です。
「参照元/メディア」ディメンションの例として正しい組み合わせはどれですか?
A. google / organic
B. blog.example.jp / referral
C. newsletter / email
D. 上記すべて
正解:D
解説:「参照元」はトラフィックがどこから来たか(例: google, blog.example.jp, newsletter)、「メディア」はトラフィックの種類(例: organic, referral, email)を示します。提示された組み合わせはすべて一般的な例です。
「ノーリファラー(direct / (none))」として計測される可能性が最も高いのはどんなアクセスですか?
A. Google検索からのアクセス
B. 広告クリックからのアクセス
C. ブックマークやお気に入りからの直接アクセス
D. SNSの投稿からのアクセス
正解:C
解説:ノーリファラー(参照元情報がないアクセス)は、ユーザーがブラウザに直接URLを入力したり、ブックマークからアクセスしたりした場合などに記録されます。
「オーガニック検索(organic)」として計測されるアクセス元はどれですか?
A. 他のウェブサイトからのリンク
B. メールマガジンからのリンク
C. 検索エンジンの無料検索結果からのアクセス
D. 有料検索広告からのアクセス
正解:C
解説:オーガニック検索は、GoogleやYahoo!などの検索エンジンの、広告ではない自然検索結果からの流入を指します。
「リファラル(referral)」として計測されるアクセス元はどれですか?
A. 検索エンジンの無料検索結果
B. メールマガジンからのリンク
C. 他のウェブサイトからのリンク(SNSやブログなど)
D. 有料検索広告からのアクセス
正解:C
解説:リファラルは、他のウェブサイトに設置されたリンクをクリックしてサイトに訪問した場合の流入を指します(ただし、SNSなどは別途socialなどのメディアに分類される場合もあります)。
「セグメント」機能を使う目的として最も適切なものは?
A. レポートの表示期間を変更するため
B. 特定のユーザー層や行動パターンを持つデータを抽出して分析するため
C. サイトのデザインを最適化するため
D. データの取得設定を変更するため
正解:B
解説:セグメント機能は、「モバイルユーザーだけ」「購入完了したセッションだけ」「特定のページを閲覧したユーザーだけ」のように、特定の条件でデータを絞り込み、詳細な分析を行うために利用されます。
GA4における「イベントベースの計測」とはどういう意味ですか?
A. ページビューだけを計測すること
B. ユーザーのあらゆる操作を「イベント」として捉え、計測の基本とすること
C. 特定の目標達成だけを計測すること
D. セッション単位でのみデータを計測すること
正解:B
解説:GA4の最大の変更点の一つは、ページビュー、クリック、コンバージョンなど、ユーザーのあらゆるインタラクションを「イベント」として統一的に計測するようになった点です。
GA4で自動的に収集されるイベントの例はどれですか?
A. purchase (購入)
B. scroll (スクロール)
C. login (ログイン)
D. generate_lead (リード獲得)
正解:B
解説:GA4の「拡張計測機能」を有効にすると、scroll, click (outbound), video_start, file_downloadなどが自動収集されます。purchase, login, generate_leadなどは推奨イベントまたはカスタムイベントとして別途設定が必要です。
GA4の「データストリーム」とは何ですか?
A. データのエクスポート先
B. ウェブサイトやアプリなどのデータソース
C. レポートのフィルタリング設定
D. ユーザーのデバイス情報
正解:B
解説:GA4では、計測対象となるウェブサイト、iOSアプリ、Androidアプリなどを「データストリーム」として設定します。1つのプロパティで複数のデータストリームを持つことができます。
GA4の「探索レポート(Explore)」で可能な分析はどれですか?
A. リアルタイムユーザー数の確認
B. 標準レポートのカスタマイズ
C. セグメントを組み合わせた詳細なユーザー行動分析(ファネル、パスなど)
D. 管理設定の変更
正解:C
解説:探索レポートは、標準レポートよりも高度でカスタマイズ性の高い分析を行うための機能です。ファネル分析、経路分析、セグメントの比較などが可能です。
GA4でUser-IDを設定する主な目的は何ですか?
A. ユーザーのIPアドレスを特定するため
B. ログインユーザーのクロスデバイス行動を同一ユーザーとして計測・分析するため
C. ボットトラフィックを除外するため
D. サイトの読み込み速度を計測するため
正解:B
解説:User-IDをログインユーザーなどに付与することで、異なるデバイスやブラウザからアクセスした場合でも同じユーザーとして識別し、より正確なユーザー単位の行動分析(クロスデバイス分析)が可能になります。
GA4とGoogle広告(旧Google Ads)を連携する主な利点は?
A. Google広告の費用を削減できる
B. GA4のオーディエンスリストをGoogle広告で利用できる
C. GA4から直接広告を作成・配信できる
D. Google広告のキーワードをGA4レポートに自動表示できる
正解:B
解説:GA4とGoogle広告の連携により、GA4で作成したオーディエンスリストをGoogle広告でリマーケティングやターゲティングに活用したり、GA4のコンバージョンデータをGoogle広告にインポートして広告の最適化に利用したりできます。
Google Search Consoleとウェブ解析ツールを連携する目的として最も適切なものは?
A. ユーザーの画面解像度を確認するため
B. オーガニック検索経由のキーワードや掲載順位などの検索パフォーマンスデータを分析するため
C. サイトのデザインを改善するため
D. 広告のクリック率を計測するため
正解:B
解説:Search Console連携により、検索エンジンの検索結果におけるウェブサイトの表示状況やクリック状況(クエリ、表示回数、CTR、掲載順位など)のデータをウェブ解析ツールのレポート内で確認し、サイトの検索パフォーマンスを分析できます。
Googleタグマネージャー(GTM)を利用する最大のメリットは何ですか?
A. サイトのセキュリティを強化できる
B. 複数のタグ(計測コードや広告タグなど)を一元管理し、コード編集なしで設置・更新できる
C. サーバーの負荷を軽減できる
D. サイトのデザインを簡単に変更できる
正解:B
解説:GTMは、様々なツールのタグ(Google Analytics, Google広告, ヒートマップツールなど)を、ウェブサイトのコードを直接編集することなく、GTM管理画面上で一元的に管理・設定・公開できるツールです。
GA4で「カスタムディメンション」を設定する目的は?
A. 標準レポートの表示項目を増やすため
B. GA4が自動収集しない独自の情報を分析に利用するため(例:会員ランク、サイト内のカテゴリーなど)
C. レポートの表示速度を向上させるため
D. データの保持期間を変更するため
正解:B
解説:カスタムディメンションは、標準レポートや探索レポートで利用できない、サイトやビジネス固有のデータをイベントやユーザーに関連付けて分析可能にするために設定します。
データポータル(現 Looker Studio)をウェブ解析で活用する主な目的は?
A. ウェブサイトのセキュリティ診断を行うため
B. 複数のデータソース(GA, Search Console, Google広告など)のデータを統合し、レポートやダッシュボードを作成して可視化するため
C. ユーザーインタビューを実施するため
D. A/Bテストを行うため
正解:B
解説:Looker Studio(旧データポータル)は、様々なデータソースに接続し、レポートやダッシュボードを作成してデータを視覚的に分かりやすく表示するための無料ツールです。
A/Bテストとはどのような手法ですか?
A. サイトのアクセス元を特定するテスト
B. ウェブページの特定の要素(見出し、ボタンの色など)について、2パターン(AとB)を用意し、どちらがより高い成果(コンバージョン率など)を得られるかを比較検証するテスト
C. サイトの読み込み速度を測定するテスト
D. ユーザーの年齢層を分析するテスト
正解:B
解説:A/Bテストは、ウェブサイトやマーケティング施策において、異なるパターンを用意し、ランダムに振り分けたユーザーグループに対してそれぞれのパターンを見せ、どちらがより効果的かを統計的に検証する改善手法です。
ヒートマップツールで主に分析できるユーザー行動は?
A. ユーザーの物理的な位置情報
B. ページのどこがよくクリックされているか、どこまでスクロールされているか、どこに滞在時間が長いかなど
C. サイトにアクセスしたデバイスの種類
D. ユーザーが過去に訪問した他のサイト履歴
正解:B
解説:ヒートマップツールは、ウェブページ上でのユーザーのクリック、スクロール、マウスの動き、滞在時間などを視覚的に表示するツールです。これにより、ユーザーがページのどの部分に注目しているか、どこで迷っているかなどを把握できます。
「直帰」と「離脱」の違いについて、正しい説明はどれですか?
A. 直帰は1ページだけ見てサイトを離れること、離脱はサイト内のどのページからでもサイトを離れること
B. 直帰はセッションの開始ページからの離脱、離脱はサイト内のどのページからの離脱も含む
C. 直帰は広告経由のアクセス、離脱は自然検索経由のアクセス
D. 直帰はPCからのアクセス、離脱はモバイルからのアクセス
正解:B
解説:直帰は「セッションの最初の1ページだけを見て、サイト内の他のページに移動せずにサイトを離れる」ことです。離脱は「サイトを離れること」全般を指し、セッションの途中のページからでも、最後のページからでも発生します。つまり、直帰セッションは、セッションの開始ページで直帰し、そのページで離脱したセッションです。
「CVまでの経路分析」で把握できることとして最も適切なものは?
A. ユーザーがサイトにアクセスした地域
B. コンバージョンを達成したユーザーが、コンバージョンに至るまでにどのようなページをどのような順序で閲覧したか
C. コンバージョンにかかった時間
D. コンバージョンしたユーザーの年齢層
正解:B
解説:CVまでの経路分析(GA4のパス分析など)は、コンバージョンという目標を達成したセッションやユーザーが、その目標に至るまでにサイト内でどのようなページやイベントをたどったかの順序を可視化する分析手法です。
LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)をウェブ解析で考慮する目的は?
A. 短期的な売上最大化のため
B. 新規顧客獲得コストを最適化するため
C. 顧客との長期的な関係性を考慮し、顧客一人あたりが生涯にもたらす価値を把握するため
D. サイトの離脱率を改善するため
正解:C
解説:LTVは、顧客が特定の企業やサービスと取引を開始してから終了するまでの期間に、その顧客がもたらす累計の利益(または売上)を示します。LTVを把握することで、より長期的な視点で顧客獲得や維持の戦略を立てることができます。
アトリビューション分析とは何ですか?
A. ユーザーのデモグラフィック情報を分析すること
B. コンバージョンに至るまでにユーザーが接触した複数のマーケティングチャネル(広告、自然検索、参照元など)の中で、どのチャネルがコンバージョンに貢献したかを評価すること
C. サイトの使いやすさを評価すること
D. 競合サイトのトラフィックを分析すること
正解:B
解説:アトリビューション分析は、コンバージョンに至るまでのユーザーの接触ポイント(チャネル)を評価し、それぞれのチャネルに貢献度を割り当てる分析です。これにより、単に最後のチャネルだけでなく、複数のチャネルの貢献度を評価できます。
ファネル分析(じょうご分析)で主に分析できることは?
A. ユーザーのサイト内検索キーワード
B. 特定のコンバージョンプロセス(購入プロセスなど)における各ステップ間のユーザーの通過率や離脱地点
C. ページの読み込み速度
D. ユーザーが使用しているデバイスの種類
正解:B
解説:ファネル分析は、あらかじめ設定した特定のステップ(例:商品ページ閲覧→カート追加→購入完了)をユーザーがどのように通過していくかを視覚化し、どのステップでユーザーが多く離脱しているか(ボトルネック)を特定するための分析です。
GA4の「予測オーディエンス」機能で予測できることの例はどれですか?
A. 将来ウェブサイトにアクセスするユーザー数
B. 将来コンバージョンに至る可能性が高いユーザー群
C. 将来の広告費用
D. 将来のサイト離脱率
正解:B
解説:GA4の予測オーディエンスは、機械学習モデルを用いて、将来(通常は7日間以内)に特定の条件(例:購入、離脱)を満たす可能性が高いユーザー群を予測し、オーディエンスリストとして作成する機能です。
プライバシー保護規制(GDPR, CCPAなど)やブラウザのITPなどにより、ウェブ解析に影響が出ている主な点は?
A. ウェブサイトのデザインが制限されるようになった
B. ユーザーの同意なしにCookieを用いたユーザー行動の追跡が難しくなった
C. サイトの読み込み速度が低下した
D. サーバーのログが取得できなくなった
正解:B
解説:近年強化されているプライバシー保護規制やブラウザのトラッキング防止機能(ITPなど)により、ユーザーの同意なくCookieを利用してユーザーを識別したり、クロスサイトで行動を追跡したりすることが難しくなり、ウェブ解析のデータ収集に影響が出ています。
GA4でクロスデバイス分析を行うために有効な方法は?
A. 異なるプロパティを作成する
B. User-IDを実装する
C. セッションタイムアウトを短くする
D. リアルタイムレポートだけを見る
正解:B
解説:User-IDを実装することで、ログインユーザーをデバイスを跨いでも同一ユーザーとして識別し、クロスデバイスでの行動を統合して分析することが可能になります。
目標CPA(Cost Per Acquisition / Cost Per Action)とは何ですか?
A. 目標とする広告のクリック率
B. コンバージョン1件あたりにかかっても良い上限コスト
C. 広告表示1000回あたりのコスト
D. 広告の合計費用
正解:B
解説:目標CPAは、顧客獲得やコンバージョン1件あたりに許容できる最大の広告費用(またはマーケティング費用)のことです。広告運用のKPIとして設定されることが多いです。
ROI(Return On Investment:投資利益率)をウェブ解析で計算する際の構成要素として適切なものは?
A. サイト訪問数と直帰率
B. 広告費用とそれによって得られた利益
C. ページビュー数とセッション数
D. ユーザー数とデバイスの種類
正解:B
解説:ROIは、投資額に対してどれだけの利益が得られたかを示す指標です。(利益 – 投資額)÷ 投資額 × 100 (%) で計算されます。ウェブ解析においては、広告費用とその広告から得られた売上・利益などで効果測定に用いられます。
GA4の標準レポート「ユーザー獲得」で確認できる主なディメンションは?
A. ユーザーが最初にサイトにアクセスしたチャネル(参照元/メディア、チャネルグループなど)
B. ユーザーの年齢や性別
C. ユーザーが閲覧したページタイトル
D. サイト内検索キーワード
正解:A
解説:「ユーザー獲得」レポートでは、新規ユーザーがどこからサイトに流入したか(デフォルトチャネルグループ、参照元/メディアなど)を起点として、ユーザー数やエンゲージメント、コンバージョンなどを確認できます。
GA4の標準レポート「エンゲージメント」で確認できる主な指標は?
A. 広告費用、クリック数
B. エンゲージメントセッション数、エンゲージメント率、平均エンゲージメント時間
C. 検索クエリ、表示回数
D. サイトの読み込み速度
正解:B
解説:「エンゲージメント」レポートでは、ユーザーがサイトにどれだけ深く関わっているかを示す指標(エンゲージメントセッション、エンゲージメント率、平均エンゲージメント時間など)を確認できます。
GA4の「コンバージョン」レポートで確認できる主な情報は?
A. サイトのデザインに関する評価
B. コンバージョンとして設定したイベントの発生回数や収益
C. ユーザーが離脱したページ
D. サイトにアップロードされた画像のファイルサイズ
正解:B
解説:「コンバージョン」レポートでは、コンバージョンとしてマークしたイベントがどれだけ発生したか、および関連する収益などの指標を確認できます。
GA4で特定のボタンクリックを計測したい場合、最も一般的なイベントの種類は?
A. page_view (ページビュー)
B. scroll (スクロール)
C. custom (カスタムイベント)
D. session_start (セッション開始)
正解:C
解説:ページビューやスクロール、セッション開始は自動収集または拡張計測イベントです。特定の要素(ボタンなど)のクリックを計測するには、通常、カスタムイベントとして設定が必要です。
GA4の「BigQuery Export」を利用する主なメリットは?
A. GA4のUIをカスタマイズできる
B. サンプリングされていないイベントレベルのローデータを詳細に分析できる
C. GA4から直接メールマガジンを配信できる
D. 競合サイトのアクセスデータを取得できる
正解:B
解説:BigQuery Exportは、GA4で収集されたイベントレベルの非集計データ(ローデータ)をBigQueryにエクスポートする機能です。これにより、GA4のUIやAPIでは難しい高度な分析が可能になります(ただし、BigQueryの利用には費用がかかります)。
コホート分析とはどのような分析手法ですか?
A. ユーザーがサイト内でたどる経路を分析すること
B. 特定の期間に獲得したユーザーグループ(コホート)の、その後の行動(リテンション率など)を経時的に追跡して分析すること
C. ユーザーを地域別に分析すること
D. コンバージョンプロセスにおける離脱率を分析すること
正解:B
解説:コホート分析は、「同じ時期に獲得されたユーザー群」や「同じ行動(初回購入など)を行ったユーザー群」を一つのグループ(コホート)として定義し、そのグループのその後の行動(再訪問率、購入頻度など)の変化を時系列で追跡する分析です。
UTMパラメータをURLに付与する主な目的は?
A. サイトの読み込み速度を向上させるため
B. 特定のキャンペーンや広告からのトラフィックを正確に識別・計測するため
C. ユーザーの個人情報を収集するため
D. サイトのセキュリティを強化するため
正解:B
解説:UTMパラメータ(utm_source, utm_medium, utm_campaignなど)は、ウェブサイトへの流入元を細かく分類・識別するために、広告やメールマガジンなどのURLの末尾に付与するパラメータです。これにより、どの施策からの流入かを正確にトラッキングできます。
GA4とユニバーサルアナリティクス(UA)の最も大きな違いは何ですか?
A. モバイルアプリの計測が可能になった点
B. セッション中心の計測からイベント中心の計測になった点
C. レポートの種類が増えた点
D. 無料で利用できるようになった点
正解:B
解説:UAはセッションとページビューを基本としていましたが、GA4はユーザーのあらゆる操作を「イベント」として計測の基本単位とするイベントベースのデータモデルを採用しています。これが両者の最も根本的な違いです。
GA4の標準レポート「テクノロジー」で確認できる主な情報は?
A. ユーザーがサイトにアクセスした時間帯
B. ユーザーが使用しているデバイス、ブラウザ、OSなどの技術情報
C. ユーザーの興味関心
D. サイト内検索キーワード
正解:B
解説:「テクノロジー」レポートでは、ユーザーがウェブサイトやアプリにアクセスする際に使用したデバイス(モバイル、PCなど)、ブラウザ、OS、画面解像度などの技術的な情報を確認できます。
GA4の管理画面で「データのフィルタ」を設定する目的は?
A. レポートの表示期間を絞り込むため
B. 特定の条件(例:社内IPアドレス)に合致するデータをレポートから恒久的に除外または含めるため
C. セグメントを作成するため
D. コンバージョン目標を設定するため
正解:B
解説:データのフィルタは、特定のIPアドレスからのアクセスや、特定のパラメータを持つイベントなど、レポートに含める/含めないデータを恒久的に制御するための管理設定です。
KGIとKPIを設定する上で重要な考え方は?
A. 可能な限り多くの指標を設定すること
B. 達成可能で、測定可能で、KGIと連動している指標を設定すること
C. 他社のKPIをそのまま真似ること
D. 担当者の感覚だけで決めること
正解:B
解説:KGIとKPIは、SMART原則(Specific, Measurable, Achievable, Relevant, Time-bound)などを参考に、具体的、測定可能、達成可能、KGIと関連性があり、期限が明確なものとして設定することが重要です。
ウェブサイトの「ゴール(目標)」を設定する際に考慮すべき点は?
A. サイトのアクセス数だけを考慮する
B. サイトのビジネス目標(売上、リード獲得など)と直接的に関連するユーザー行動を目標とする
C. ページの表示回数を最優先にする
D. 競合サイトの目標設定をそのままコピーする
正解:B
解説:ウェブサイトのゴールは、単なるアクセス数ではなく、ビジネスの成果に繋がるユーザーの重要な行動(購入完了、問い合わせフォーム送信、会員登録、資料ダウンロードなど)を設定することが重要です。
「マイクロコンバージョン」とは何ですか?
A. 非常に小さなコンバージョン数
B. 最終的なコンバージョンに至るまでの、ユーザーにとっての小さな行動や中間目標(例:メルマガ登録、特定ページの閲覧、動画再生)
C. モバイル端末からのコンバージョン
D. 短時間で達成されたコンバージョン
正解:B
解説:マイクロコンバージョンは、最終的なマクロコンバージョン(例:購入)に至るまでのステップにおける、ユーザーのエンゲージメントを示す中間目標や行動を指します。これを計測することで、コンバージョンプロセスのボトルネック特定に役立ちます。
GA4でイベントをコンバージョンとしてマークするメリットは?
A. イベントの発生回数が減る
B. コンバージョンレポートで集計されるようになり、Google広告連携などで活用しやすくなる
C. イベントのデータ保持期間が長くなる
D. リアルタイムレポートにしか表示されなくなる
正解:B
解説:特定のイベントをコンバージョンとしてマークすることで、GA4の「コンバージョン」標準レポートに集計され、コンバージョン経路分析やGoogle広告のコンバージョンインポートなどに利用できるようになり、ビジネス成果の評価や広告最適化に役立ちます。
ウェブサイトの「ユーザー」を正しく理解するために確認すべきディメンションや指標は?
A. ユーザー属性(年齢、性別)、地域、デバイス、新規/リピーター
B. サイトの配色やフォントの種類
C. サーバーのエラーログ
D. ウェブサイトの公開日
正解:A
解説:ユーザーを理解するためには、ユーザーの属性(デモグラフィック、興味関心)、どこからアクセスしているか(地域)、どのような環境で見ているか(デバイス、ブラウザ)、初めての訪問かリピーターか、といったディメンションや関連指標を確認します。
ウェブサイトの「トラフィック」を分析する際に重要なディメンションは?
A. 参照元 / メディア、デフォルトチャネルグループ
B. ユーザーがサイト内で閲覧したページ
C. ユーザーがサイトに滞在した時間
D. コンバージョン数
正解:A
解説:トラフィック(集客)分析では、ユーザーがどこからサイトに流入したかを把握することが最も重要です。参照元/メディアやデフォルトチャネルグループといったディメンションがこれに該当します。
ウェブサイトの「コンテンツ」を分析する際に重要なディメンションや指標は?
A. デバイス、ブラウザ
B. 参照元、メディア
C. ページタイトル、ページパス、ページビュー数、平均エンゲージメント時間
D. ユーザーの地域
正解:C
解説:コンテンツ分析では、どのページがよく見られているか(ページビュー)、ユーザーがそのページにどれくらい関心を持っているか(平均エンゲージメント時間など)を確認します。ページタイトルやページパスが重要なディメンションとなります。
ウェブサイトの「ランディングページ」レポートで確認できる主な情報は?
A. サイトから離脱したページ
B. ユーザーが最初にサイトにアクセスしたページごとの、その後の行動指標(エンゲージメント率、コンバージョン率など)
C. サイト内検索で使われたキーワード
D. 広告のクリック単価
正解:B
解説:ランディングページレポートは、ユーザーがどのページからサイトに流入してきたかを起点として、その後のユーザー行動(エンゲージメント、コンバージョンなど)を確認するためのレポートです。
GA4の「パス分析」で開始点または終了点として選択できる要素は?
A. イベント名、ページ、スクリーン名
B. ユーザーの年齢
C. サイトのCSSスタイル
D. サーバーの稼働状況
正解:A
解説:GA4のパス分析では、ユーザーの行動経路をイベント名、ページ、スクリーン名を起点または終点として可視化できます。
GA4の「DebugView」を使う場面は?
A. 過去のレポートデータを分析する
B. タグ設定やイベント計測が正しく行われているかをリアルタイムで検証する
C. ユーザー属性レポートを作成する
D. Google広告アカウントを管理する
正解:B
解説:DebugViewは、開発者やアナリストがウェブサイトやアプリに実装したGA4のタグ設定やイベントが、意図した通りにデータ収集できているかをリアルタイムでデバッグ・検証するための機能です。
ウェブ解析レポートを作成する際に、最初に考慮すべきことは?
A. 最新のグラフの種類を使うこと
B. レポートを見る人が誰か、その人が何を知りたいか(目的)
C. 可能な限り多くの指標を詰め込むこと
D. 競合サイトのレポートを参考にすること
正解:B
解説:効果的なレポートを作成するためには、誰に対して、何のためにレポートを作るのかという「目的」と「ターゲット」を明確にすることが最も重要です。これにより、含めるべき情報や伝えるべきインサイトが決まります。
データからインサイト(示唆)を得るために重要なことは?
A. 数字を眺めるだけにする
B. 数字の裏にあるユーザーの行動や背景を考え、仮説を立てる
C. 多数派の意見だけを採用する
D. データを改変する
正解:B
解説:ウェブ解析の目的は、単に数字を集計するだけでなく、その数字が示すユーザーの行動や心理、市場の状況などを深く理解し、ビジネス上の課題発見や改善策のヒントとなるインサイトを見出すことです。
ウェブ解析における「目標」と「指標」の関係性について、正しい説明は?
A. 目標は最終的なゴール、指標はその目標達成度を測るための数値
B. 目標と指標は同じ意味である
C. 指標は行動、目標はそれを測る数値
D. 目標はアクセス数、指標は売上
正解:A
解説:目標(ゴール)は達成したい状態やユーザー行動を定義したものであり、指標(メトリクス)は、その目標がどれだけ達成されているか、あるいは目標達成に向けたプロセスがどのように進んでいるかを定量的に測るための数値です。
ウェブ解析で「ユーザーあたりの平均セッション時間」が長い場合に考えられることは?
A. サイトに問題があり、ユーザーが迷っている
B. ユーザーがサイトコンテンツに深く関心を持っている可能性がある
C. サイトの読み込みが遅い
D. サイトのデザインが悪い
正解:B
解説:ユーザーあたりの平均セッション時間が長いことは、ユーザーがサイト内の複数のページを閲覧したり、特定のコンテンツをじっくり読んだりしている可能性を示唆し、コンテンツへの関心の高さを表すことがあります(ただし、迷っている場合など例外もあります)。
Eコマースサイトで、特定の商品の売上が低い要因を分析するためにまず確認すべき指標やレポートは?
A. サイト全体の離脱率
B. 当該商品の商品ページのページビュー数、カート追加率、購入完了率(ファネル分析)
C. サイト全体の平均セッション時間
D. ユーザーが使用しているデバイスの種類
正解:B
解説:特定商品の売上低下要因を探るには、その商品ページへの流入は十分か(PV)、商品ページからカートに追加されているか(カート追加率)、カートから購入完了に至っているか(購入完了率)といった、購入ファネルの各ステップでの状況を確認するのが有効です。
GA4で「カスタムイベント」を設定する際に含めるべき要素は?
A. イベント名のみ
B. イベント名と、そのイベントに関する詳細情報を示すイベントパラメータ
C. イベント名とユーザーのIPアドレス
D. イベント名とサイトの読み込み速度
正解:B
解説:カスタムイベントは、イベント名(例: button_click, form_submit)と、そのイベント発生時の詳細な状況を示すイベントパラメータ(例: button_text, form_name, file_typeなど)をセットで設定・送信することで、より詳細な分析が可能になります。
GA4の「イベント」レポートで確認できる主な指標は?
A. ページビュー数、セッション数、ユーザー数
B. イベント名ごとの発生回数、ユーザー数、コンバージョン数、収益など
C. ユーザーの地域、デバイス
D. サイトの平均読み込み時間
正解:B
解説:「イベント」レポートでは、ウェブサイトやアプリで発生したイベントの一覧と、各イベントがどれだけ発生したか(イベント数)、何人のユーザーが実行したか(ユーザー数)、コンバージョンに至ったか(コンバージョン数)、関連する収益などを確認できます。
GA4の標準レポート「集客」の「トラフィック獲得」と「ユーザー獲得」の違いは?
A. トラフィック獲得は新規ユーザー、ユーザー獲得はリピーター
B. トラフィック獲得はセッションベース、ユーザー獲得はユーザーベースで最初の流入元を評価する
C. トラフィック獲得はモバイル、ユーザー獲得はPC
D. トラフィック獲得は広告、ユーザー獲得はオーガニック
正解:B
解説:「トラフィック獲得」レポートは、セッションが発生した際の流入元に基づいてセッション単位で評価します。「ユーザー獲得」レポートは、ユーザーがサイトに初めてアクセスしたセッションの流入元に基づいてユーザー単位で評価します。
ウェブサイトの回遊率(一回の訪問あたりのページビュー数など)が低い場合に考えられる原因は?
A. サイトのコンテンツが魅力的ではない、または関連性が低い
B. サイトの読み込み速度が速すぎる
C. ユーザーが多すぎる
D. 広告の費用が高い
正解:A
解説:回遊率が低い場合、ユーザーがサイト内の他のページに興味を持たなかったり、目的の情報をすぐに見つけられなかったり、関連コンテンツへの導線が分かりにくかったりするなど、サイトのコンテンツや構造に課題がある可能性が考えられます。
サイトのフォーム入力完了率が低い場合の分析で有効なツールや手法は?
A. サイトの読み込み速度テスト
B. フォームの各入力項目での離脱率を確認するフォーム分析、ユーザー行動を可視化するヒートマップ、エラー発生状況の計測
C. 競合サイトのアクセス数確認
D. サイト全体のアクセス元分析
正解:B
解説:フォーム入力完了率の改善には、フォームのどこでユーザーが離脱しているか(フォーム分析)、入力中に迷ったりエラーが出たりしていないか(ヒートマップ、エラー計測)などを詳細に分析することが有効です。
データプライバシーの観点から、ウェブ解析で注意すべき点は?
A. 可能な限り多くの個人情報を収集すること
B. ユーザーの同意なく機密性の高い個人情報(氏名、住所、電話番号など)を計測ツールに送信しないこと
C. 匿名データを一切収集しないこと
D. 常にリアルタイムレポートだけを見ること
正解:B
解説:ウェブ解析ツールに個人情報(氏名、メールアドレス、電話番号など)をそのまま送信することは、プライバシー侵害のリスクやツールの利用規約違反となるため、絶対に避けるべきです。ユーザーの同意管理も重要です。
GA4の「クロスプラットフォーム」分析で、ウェブとアプリのデータを統合して分析できる条件は?
A. ウェブとアプリでデザインを統一すること
B. ウェブとアプリの両方に同じ測定IDを設定すること
C. ウェブとアプリの両方でUser-IDなどを実装し、同一ユーザーを識別できるようにすること
D. ウェブサイトをWordPressで作成すること
正解:C
解説:GA4でウェブとアプリを跨いだユーザーの行動を統合的に分析するには、User-IDやGoogleシグナルなどのIDを実装し、異なるデータストリームからのデータを同一ユーザーとして識別できるように設定する必要があります。
GA4の「推奨イベント」を実装するメリットは?
A. 自動収集イベントになる
B. GA4の標準レポートや機能(予測指標など)で活用されやすくなる
C. 広告費用が削減される
D. データの保持期間が無期限になる
正解:B
解説:推奨イベントは、Googleが特定のユースケースに対して推奨するイベント名とパラメータの構造です。これに従って実装することで、GA4の既存レポートに自動的に反映されたり、将来的な機能拡張の恩恵を受けやすくなったりします。
ウェブ解析でPDCAサイクルを回す際、「C」の段階で実施することは?
A. 改善施策を実行すること
B. データを収集・分析し、施策の効果を測定・評価すること
C. 改善策を計画すること
D. 次の施策を立案すること
正解:B
解説:PDCAサイクルにおいて、「C」(Check:評価・検証)の段階では、実施した施策が目標達成にどれだけ貢献したか、データを分析して効果を測定し、評価を行います。
目標とするユーザー像(ペルソナ)を設定することがウェブ解析にどう役立ちますか?
A. 競合サイトの戦略を把握できる
B. サイトのアクセス数を自動で増やせる
C. 分析結果を特定のユーザー像と照らし合わせ、より具体的なインサイトや改善策を導き出しやすくなる
D. サイトの表示速度が向上する
正解:C
解説:明確なペルソナを設定することで、分析で得られたユーザーの行動データを単なる数値としてではなく、「○○さんはこのページでこのように行動した」といった具体的なユーザー像と結びつけて解釈できるようになり、インサイトの発見や施策の検討が効果的になります。
ウェブサイトのパフォーマンス指標として重要な「平均読み込み時間」は、どのツールで確認できますか?
A. Google Analytics
B. Google Search Console
C. PageSpeed Insights
D. 上記すべて(A, Cは直接的、Bも間接的に関連データあり)
正解:D
解説:Google Analytics(サイト速度レポート)、PageSpeed Insightsは直接的にページの読み込み速度を測定・評価できます。Search Consoleも「ウェブに関する主な指標」などでサイトの速度に関する情報を提供しています。
GA4の標準レポートで「参照元」として「(direct)」と表示されている場合、考えられる流入元は?
A. 検索エンジンからのアクセス
B. 広告からのアクセス
C. URLの直接入力、ブックマーク、参照元情報が引き継がれないアクセス
D. SNSからのアクセス
正解:C
解説:「(direct)」は、参照元情報が不明なアクセスを示します。ブラウザのアドレスバーに直接URLを入力したり、ブックマークからアクセスしたりした場合などがこれに該当します。
GA4で「セッションの開始」イベント(session_start)が自動的に収集される条件は?
A. ユーザーがサイトのページを初めて開いたとき
B. ユーザーが一定時間操作せずにサイトを離れた後、再度操作を開始したとき(セッションタイムアウト後)
C. ユーザーが広告をクリックしたとき
D. AまたはBのいずれかに該当する場合
正解:D
解説:GA4では、ユーザーがサイトにアクセスしてセッションが開始される際(新規セッション)、または既存のセッションがタイムアウト(デフォルト30分)した後にユーザーが再度操作を行った際に session_start イベントが自動収集されます。
ウェブサイトのフォーム入力完了率を改善するための施策として適切なものは?
A. フォームの入力項目数を増やす
B. フォームの入力項目を減らす、エラーメッセージを分かりやすくする、EFO(入力フォーム最適化)ツールを導入する
C. フォームのデザインを複雑にする
D. フォームへのアクセス数を減らす
正解:B
解説:フォーム入力完了率改善には、ユーザーの負担を減らす(項目削減)、エラーで迷わないようにする(分かりやすいエラー表示)、入力支援機能を提供する(EFOツール)などが有効です。
ウェブサイトにおける「ユーザー体験(UX)」を向上させることがウェブ解析にどう影響しますか?
A. アクセス数が減少する
B. ユーザーの満足度が向上し、エンゲージメント率やコンバージョン率、リピート率などが向上する可能性が高まる
C. サイトの読み込み速度が低下する
D. 収集できるデータ量が減る
正解:B
解説:ユーザー体験が向上すると、ユーザーはサイトを快適に利用できるようになり、サイト内での滞在時間が長くなったり、複数のページを見たり、目的の行動(コンバージョン)に至りやすくなったりするなど、ウェブ解析上の多くのポジティブな指標に影響します。
GA4の「探索レポート」で「ファネル分析」を行うメリットは?
A. 特定のページの離脱率だけを確認できる
B. コンバージョンに至るまでの複数ステップを設定し、各ステップ間の通過率や離脱率を視覚的に分析できる
C. ユーザーの地域別アクセス数を表示できる
D. サイト全体の平均セッション時間を確認できる
正解:B
解説:探索レポートのファネル分析は、特定の行動プロセス(例:商品一覧→商品詳細→カート→購入完了)をステップとして定義し、各ステップをユーザーがどれだけ通過しているか、どこで離脱しているかを視覚的に把握し、ボトルネックを特定するのに非常に有効です。
GA4の標準レポートで「ページビュー」と「表示回数」がほぼ同じ意味で使用されるレポートは?
A. ユーザー獲得レポート
B. テクノロジーレポート
C. ページとスクリーンレポート
D. デバイスレポート
正解:C
解説:「ページとスクリーン」レポートでは、ページビュー数やスクリーンビュー数として表示回数が集計されます。ウェブ解析においては「ページビュー」と「表示回数」はほぼ同義で使われることが多いです。
ウェブサイトのデータ分析において、「サンプリング」が発生するのはどのような場合が多いですか?
A. データの量が非常に多い場合
B. データ量が少ない場合
C. リアルタイムレポートを見ている場合
D. 標準レポートを見ている場合
正解:A
解説:ウェブ解析ツールによっては、データ量が非常に多い場合に、処理速度向上のためにデータの一部を抽出して分析結果を表示する「サンプリング」を行うことがあります。これにより分析精度が低下する可能性があります。GA4の標準レポートではサンプリングはほぼ発生しませんが、探索レポートなどで複雑な条件を指定した場合に発生することがあります。
GA4で「コンバージョン」として設定できるイベント数の上限はいくつですか?
A. 10個
B. 20個
C. 30個
D. 50個
正解:D
解説:GA4プロパティでコンバージョンとして設定できるイベントの最大数は50個です。
ウェブ解析で「ベンチマーク」分析を行う目的は?
A. 過去の自サイトのデータと比較するため
B. 業界平均や競合サイトのデータと比較し、自サイトのパフォーマンスの位置付けを把握するため
C. サイト内の異なるページのパフォーマンスを比較するため
D. 異なる期間のデータを比較するため
正解:B
解説:ベンチマーク分析は、自社のウェブサイトやビジネスのパフォーマンスを、所属する業界全体の平均値や他の類似サイトのデータと比較することで、自社の現状の位置付けや強み・弱みを相対的に把握するための分析です。
GA4で「カスタム定義」として設定できるスコープは?
A. イベントスコープのみ
B. ユーザープロパティスコープのみ
C. イベントスコープとユーザープロパティスコープ
D. セッションスコープのみ
正解:C
解説:GA4でカスタム定義(カスタムディメンション/指標)を作成する際には、「イベント」スコープ(特定のイベントに関連付けられるデータ)と「ユーザープロパティ」スコープ(ユーザーに関連付けられるデータ)を選択できます。
ウェブ解析ツールで「IPアドレスの除外フィルタ」を設定する主な目的は?
A. 特定の地域からのアクセスだけを計測するため
B. 社内からのアクセスなど、分析対象に含めたくない特定のIPアドレスからのトラフィックをレポートから除外するため
C. ユーザーの正確な位置情報を取得するため
D. 広告の表示地域を制限するため
正解:B
解説:IPアドレス除外フィルタは、自社の従業員や開発者など、ウェブサイトの通常のユーザーとは異なる行動をする可能性のある特定のIPアドレスからのアクセスを計測データから除外することで、より正確なユーザー行動データを分析するために使用されます。
GA4の「データ保持期間」の設定で、イベントデータが保持される最長の期間は?(無料版)
A. 2ヶ月
B. 14ヶ月
C. 26ヶ月
D. 38ヶ月
正解:B
解説:GA4無料版のユーザーおよびイベントレベルのデータ保持期間は、最短2ヶ月、最長14ヶ月です。これを過ぎたデータは自動的に削除されます。
ウェブサイトの「離脱率が高いページ」を改善する際に、まず確認すべきことは?
A. そのページのアクセス元
B. そのページのコンテンツ内容、デザイン、導線、読み込み速度、エラーの有無など
C. サイト全体の平均滞在時間
D. 競合サイトの同様のページの離脱率
正解:B
解説:特定のページの離脱率が高い場合、そのページ自体に問題がある可能性が高いです。コンテンツの分かりやすさ、ユーザーが次に取るべき行動への導線、ページの技術的な問題(表示崩れ、エラー)、読み込み速度などを詳細に調査・改善する必要があります。
GA4で「コンバージョン経路」を分析できるレポートは?
A. リアルタイムレポート
B. コンバージョンレポート
C. 探索レポート(モデル比較、コンバージョン経路探索など)
D. テクノロジーレポート
正解:C
解説:コンバージョンに至るまでのユーザーのチャネル接触順序などを分析する「コンバージョン経路」レポートは、GA4では主に探索レポート内の「モデル比較」や「コンバージョン経路探索」機能で利用できます。
ウェブ解析の基本的な流れとして適切なものは?
A. レポート作成 → データ収集 → 目標設定 → 分析 → 施策実行
B. データ収集 → レポート作成 → 分析 → 目標設定 → 施策実行
C. 目標設定 → データ収集 → 分析 → 施策実行 → 効果測定(レポート作成)
D. 分析 → 目標設定 → データ収集 → 施策実行 → レポート作成
正解:C
解説:ウェブ解析は、まずビジネスの目標(KGI)を設定し、それを達成するための指標(KPI)や目標(コンバージョン)を定義します。次にその目標に関連するデータを収集し、分析を行い、改善施策を実行します。そして最後にその施策の効果を測定・評価(レポート作成を含む)し、次の改善につなげます。
GA4で「イベントパラメータ」をカスタムディメンションやカスタム指標としてレポートで利用可能にする設定は?
A. GA4のデータ保持期間を長くする
B. 管理画面の「カスタム定義」でイベントパラメータを登録する
C. Google広告と連携する
D. リアルタイムレポートだけを見る
正解:B
解説:イベントパラメータ自体はデータとして収集されますが、それを標準レポートや探索レポートでディメンションや指標として利用するためには、管理画面の「カスタム定義」でカスタムディメンションまたはカスタム指標として登録する必要があります。
ウェブ解析で「セッションのリファラー」として表示される情報は何ですか?
A. ユーザーがサイトにアクセスする直前に閲覧していたページのURL
B. ユーザーがサイト内で次に閲覧したページのURL
C. ユーザーが使用しているブラウザの種類
D. サイトのドメイン名
正解:A
解説:セッションのリファラー(参照元)は、ユーザーが現在のサイトにアクセスする直前にいたページのURLを示します。これにより、どこから流入してきたかを知ることができます。
GA4で「リアルタイムレポート」で確認できる期間は?
A. 過去7日間
B. 過去30分間
C. 過去24時間
D. 無制限
正解:B
解説:リアルタイムレポートは、過去30分間にウェブサイトやアプリで発生したユーザーのアクティビティをほぼ即座に確認するためのレポートです。
ウェブサイトの「離脱率」と「直帰率」を改善する際に、共通して考慮すべき点は?
A. サイトのデザインを派手にする
B. ページのコンテンツがユーザーのニーズに合っているか、分かりやすいか、次の行動への導線があるか
C. 広告費用を増やす
D. サイト内検索機能を削除する
正解:B
解説:どちらの指標も、ユーザーがサイト(あるいは特定のページ)に価値を見出さずに離れてしまったことを示唆します。したがって、コンテンツの質や関連性、ページの使いやすさ、次に誘導する導線などが共通の改善ポイントとなります。
GA4で、特定の地域からのアクセスだけを分析対象としたい場合、最も適切な方法は?
A. リアルタイムレポートだけを見る
B. セグメント機能で地域を指定する
C. データのフィルタで地域を除外設定する
D. データ保持期間を短くする
正解:B
解説:特定の条件(地域、デバイス、流入元など)でデータを絞り込んで分析したい場合は、セグメント機能を使用します。データのフィルタは恒久的な除外/含める設定に使われます。
ウェブ解析において、「仮説検証」プロセスが重要な理由は?
A. 分析結果を鵜呑みにしないため
B. 改善策が本当に効果があるかをデータに基づいて確認するため
C. データを収集する手間を省くため
D. 競合サイトを分析する必要がなくなるため
正解:B
解説:ウェブ解析で見つかった課題やインサイトから改善策の仮説を立てたら、その仮説に基づいた施策を実行し、その施策が期待通りの効果(指標の改善など)をもたらしたかをデータで検証することが重要です。これにより、改善活動を効果的に進めることができます。
GA4の「コンバージョンに至らなかったセッション」を分析することで得られる示唆は?
A. ユーザーが広告をどのようにクリックしたか
B. コンバージョンに至らなかったユーザーの行動パターンを理解し、コンバージョンに至らなかった原因(ボトルネック)を探る
C. サイトの読み込み速度が遅いか
D. ユーザーのデモグラフィック情報
正解:B
解説:コンバージョンに至らなかったセッションを分析することで、「どこでユーザーが離脱したか」「どのような行動をしたユーザーがコンバージョンしない傾向にあるか」などを把握でき、コンバージョンプロセスの課題特定に繋がります。探索レポートのファネル分析やパス分析などが有効です。
ウェブ解析ツールで取得する「ページビュー」指標について、SPA(シングルページアプリケーション)で注意すべき点は?
A. 通常のウェブサイトと同様にページ遷移ごとに自動でPVが計測される
B. ページのURLやコンテンツが切り替わっても、デフォルト設定ではPVが計測されない場合があるため、仮想ページビューなどの設定が必要になる
C. SPAではPVは計測できない
D. SPAでは常にPVが二重に計測される
正解:B
解説:SPAはページの物理的な再読み込みなしにコンテンツが切り替わります。デフォルトのGA4設定(ブラウザ履歴イベントに基づく拡張計測)では、URL変更時にPVが計測されることが多いですが、より正確な計測のためには、コンテンツの切り替え時に page_view イベントを手動で送信する「仮想ページビュー」設定などが必要になる場合があります。
ウェブ解析を継続的に実施し、成果を出すために最も重要なことは?
A. 高価な分析ツールを導入すること
B. 一度分析したら終わりにするのではなく、PDCAサイクルを回し、改善活動を継続すること
C. 担当者の人数を増やすこと
D. サイトのデザインを頻繁に変更すること
正解:B
解説:ウェブ解析は一度きりの活動ではなく、データに基づいて仮説を立て、施策を実行し、効果を測定・評価し、次の改善につなげるPDCAサイクルを継続的に回すことが最も重要です。これにより、継続的なウェブサイトの成果改善を目指すことができます。
GAIQ模擬テスト

ウェブ解析士の問題数は全50問、制限時間は90分。70点(35問正解)が合格ラインとされています。
頑張って合格を目指してください!


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