オウンドメディアを立ち上げよう

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 SEO(検索エンジン最適化)や自社商品のブランドイメージの向上、顧客とのエンゲージメントの強化など、様々な効果の見込めるオウンドメディア、今では広告主側が自社で制作し、B2Cの流れを加速しています。今回はそのオウンドメディアの重要性と立ち上げ方についてご説明したいと思います。

オウンドメディアとは

オウンドメディアには、広義と狭義の二つの定義があります。

広義のオウンドメディア

 企業や個人が所有し、自己管理するあらゆるメディアプラットフォームやコンテンツを指します。
例: ウェブサイト、ブログ、ソーシャルメディアアカウント、メールニュースレター、ポッドキャスト、動画チャンネルなど、自己所有かつ自己管理されているメディア全般が含まれます。


狭義のオウンドメディア

 ブランドが直接的にコントロールし、所有するデジタルメディアプラットフォームやコンテンツを指します。通常、企業の公式なコミュニケーションチャネルを強調します。
例: 企業のウェブサイト、公式ソーシャルメディアアカウント、メールマーケティングプラットフォームなどが含まれます。
広義のオウンドメディアは所有者が自ら管理しているメディア全般を指し、狭義のオウンドメディアは特にブランドが直接的な制御を持つメディアに焦点を当てています。どちらも企業や個人が自らのメッセージを伝え、コミュニケーションを構築する手段として重要な要素です。


オウンドメディアの重要性

 今やSEO(検索エンジン最適化)で上位表示させるにはキーワード対策などの内部施策や被リンクのみではそうそう上がらず、Googleのロボットが最も高い評価基準は世の中のためになる情報を日々発信しつづけているかどうか、また、スマートフォンやタブレットなどどこにいても見れる、また見やすく表示されているか、当たり前ですがユーザーファーストの視点に立っているかどうかが一番の決め手になります。であれば、当然ながら、自社の商品だけをアピールするよりもユーザーにとっても最も役に立つ情報を打ち出しているサイトの方が評価されます。

オウンドメディアをつくるメリットとデメリット

メリット
・サイト自体の価値が高まる

 当然ながらメディアとしての価値が高まればサイト自体の資産価値も上がります。コンテンツは常に更新していくことが望ましく、Googleの評価もそこが重要なポイントになるだけでなく、新規訪問者がリピーターになってくれば口コミなどでさらにUUが増えてきます。当然サイト自体の価値もあがってきますので、SEOでも上位にあがりやすくなりますし、最終的には企業や商品のファンが増加します。またSEOにおける上位表示が実現できれば広告費用も削減できます。

デメリット
・効果が出るまで時間がかかる。


 オウンドメディアを立ち上げたからといってすぐには効果は上がりません。記事を更新したり、サイトのUI/UXの見直しなど、継続的な努力が必要となります。

・専門の人間が必要になる
 オウンドメディアを運営するにはやはり専門の人間に管理を任せなければなりません。また、大企業であれば専門チームを組成する必要があります。もし社内で適任と思われる人材がいない場合には丸ごと外注するといった方法もあります。

オウンドメディアの作り方

 オウンドメディアはいわゆる企業が作るメディアです。それまではメディアはマスメディアや出版社が作るメディアに依存するしかありませんでしたが、自らメディアを作ることで読者を作るだけでなく、自社の商品やサービスに結びつけていくことができます。
それではオウンドメディアの作り方について考えて行きましょう

オウンドメディアを作る目的
 まず目的をはっきりさせることが重要です。SEOによる上位表示を果たして流入数を増やすのか、リードを獲得したいのかその目的によって設計方法は変わって行きます。もしSEOによって現在のサイトの順位をあげて流入数を上げることが目的ならば、現在のサイト内に記事をアップしていくことで目的を達成することができます。

ターゲット
 伝える対象者=ターゲットを明確にしましょう。ペルソナの設定からカスタマージャーニーマップの作成と検証は今後長い時間をかけて運営していくメディアにとって重要なファクターとなります。

<ペルソナとは>
 ペルソナとは、商品やサービスを利用するメインの顧客を仮想化、抽象化したものです。年齢、性別、趣味、生活のスタイルなど実際に実在しているかのような顧客を想定し、戦略を明確にします。

<カスタマージャーニーとは>
 カスタマージャーニーとは、複雑化している顧客の行動を捉え、マーケティングの成果を改善するための手法で、①横軸に検討⇒検索⇒決定⇒行動⇒検証 ②縦軸に思考⇒タッチポイント⇒思考⇒感情⇒インサイトのような表を作成し、顧客の思考や心情を書くフェイズごとにプロットして行き、顧客の複雑な心理を視覚化してわかりやすくする手法です。

サーバー
サーバーは自社のサーバーを使用するのか、それともレンタルサーバーを使用するのか、クラウドサービスを使うという方法もあります

ドメイン
ドメインは自社のサイトを使用すれば費用はかかりませんが、新たにドメインを取得する方法もあります。

<ドメイン提供会社一覧>

お名前.com
https://www.onamae.com/campaign/cojp3/?banner_id=724
ドメインといえば何と言っても「お名前.com」業界最大手のGMOインターネット株式会社によるドメイン取得サービスです。優良中古土面なども販売しています。

名づけてねっと
NTTPCコミュニケーションズによるドメイン取得サービス、メイン名の登録は、24時間いつでも受付。しかも登録料金は1,200円(税別)/年※からと非常にリーズナブルなのが特長です。

予算
 予算はもともとウェブ広告でどれだけの費用がかかっていたのか、CPAを考えます。このCPAを上回らないように予算を作成します。予算はサーバー、CMS構築費、ライターに支払う費用から考えて行きます。

外注
 オウンドメディアを自社で運営するのには自社に専門チームなどがある場合は良いですが、もしそこにリソースを咲くことができない場合、外注することも検討しなければなりません。もしオウンドメディアを外注する場合、一部外注するのか全部委託するのか、目的によって決める必要があります。

コンテンツの作成
 例えばコンテンツのみなど一部外注する場合は、ライターを抱える会社もしくはクラウドソーシングなどのフリーのライターを利用する方法があります。
また外部に丸ごと外注する場合、丸ごと外注する場合はオウンドメディアの立ち上げを専門にしている会社に丸っと依頼する方法があります。この場合、目標とするKGIまたはKPIに基づき、綿密な打ち合わせの元、オウンドメディア設計を行っていく必要があります。

オウンドメディア を作る上で注意したいこと

 オウンドメディアを作る際には、注意深く計画を立て、適切な戦略を取ることが重要です。以下に、オウンドメディアを作る上で注意したいポイントを述べます。

目的の明確化

 オウンドメディアを作成する前に、明確な目的を設定してください。それがブランドの認知拡大、専門知識の共有、コミュニティ構築などであるかを把握しましょう。


ターゲットオーディエンスの把握

 ターゲットオーディエンスを理解し、彼らのニーズや関心に合ったコンテンツを提供することが重要です。オウンドメディアは双方向のコミュニケーションを促進するため、視聴者とのつながりを重視しましょう。


一貫性の確保

 ブランドイメージやメッセージが一貫していることを確認してください。オウンドメディアはブランドと直結しているため、一貫性がないと混乱を招く可能性があります。


検索エンジン最適化 (SEO)

 オウンドメディアのコンテンツは検索エンジンで見つかりやすいように最適化してください。キーワードの適切な使用やメタデータの最適化が重要です。


バラエティ豊かなコンテンツ

 単一の形式やトピックに偏らないように心掛けましょう。記事、動画、ポッドキャストなど、複数の形式でコンテンツを提供することで、異なる層の視聴者にアプローチできます。


対話的な要素の組み込み

 オウンドメディアは視聴者との対話を促進するためのプラットフォームです。コメントセクションやソーシャルメディアでのフィードバックに迅速に対応し、コミュニケーションを活性化しましょう。


分析と改善

 アクセス解析や視聴者のフィードバックを定期的に評価し、コンテンツ戦略を最適化していきましょう。どのコンテンツが効果的かを把握し、それに基づいて戦略を変更することが重要です。


法的な注意

 著作権、商標、プライバシーに関する法的な規制に留意してください。法的な問題を避けるために、コンテンツ制作前に法的なアドバイスを受けることが賢明です。
これらのポイントに留意することで、オウンドメディアをより効果的に構築し、ブランドの成果につなげることができます。

オウンドメディア成功事例

・ジモコロ
http://www.e-aidem.com/ch/jimocoro/
 求人情報の提供会社アイデムと、様々な面白いコンテンツを制作するバーグハンバーグバーグが共同で運営するオウンドメディア
地元に強いというアイデムのセールスポイントをうまくいかしたメディアです。
 
・くらしの良品研究所
https://www.muji.net/lab/
 無印良品でおなじみの良品研究所が運営するメディア。シンプルで空きのこない商品づくりへのこだわりだけでなくスローライフ的な生き方まで提案しています。

・WORKSIGHT
https://www.worksight.jp/
 コクヨ株式会社が運営するメ働く環境をテーマにしたオウンドメディア。オフィス空間を通して、ビジネスマンの働き方自体を提案しています。

協力会社に制作依頼を行う場合

社内にリソースが足りないなどといった場合には、記事のみもしくはまるっと外注するといった方法もあります。

 以上、今回はコンテンツマーケティングを進める上で重要なオウンドメディアがもたらす効果や成功事例などをご紹介してきました。もし、サイト運営において広告プロモーションを打ってもPV数やUU数が伸び悩んでいたり、なかなかCVRも向上しないといった場合、オウンドメディアを立ち上げることで解決する可能性もあります。まずは自社のドメインや情報としての資産を見直し、既存顧客だけでなく新規客に対してどのようなサービスを提供することができるのかを見直すところから始めてみましょう。

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