アドベリとは
アドベリとはアドベリフィケーションの略でインターネット広告を掲載した企業がボットとよばれる悪質なプログラムや人為的による不正クリックで広告費を無駄にしたり、本来掲載されるべきサイト以外の望ましくないサイトに勝手に掲載されてしまうことでブランドイメージが低下してしまうことを防ぐことです。
インターネット広告費は、前年比114.3%の3兆912 億円と、引き続き市場拡大をけん引している。このインターネット広告の取扱高が拡大するとともにデジタル広告の詐欺被害、推定被害額も年々増えており、2022年の試算では年間の被害額がなんと1,000億円を突破したともいわれておるのじゃ。
アドフラウドとは
アドは広告、フラウドは詐欺のという意味で、主にボットなどの悪意のあるプログラムによる不正クリックやのことを意味します。現在デジタル広告ネットワーク特有の技術を使い、広告費用をだまし取るアドフラウド(広告詐欺)が世界的な問題となっていますが、実際に対策を行っている日本企業はまだまだ少なく、日本はアドフラウド防止ツールの導入率が世界で最も低い国であるとも言われています。
ちなみにアドフラウドには下記のようないくつかの特徴があります。
1.ボット
悪質業者によって作成されたボットやプログラムが、インプレッションや不正クリックを発生させるアドフラウドです。これによって広告主はユーザーに広告が届けていないにもかかわらず広告費を支払されているのです。
2.インストールハイジャック
インストールハイジャックとは、ユーザーの端末にマルウェアを忍び込ませ、その後プログラムの発動により広告表示やクリック、インストールを自動で行うアドフラウドです。 発見の手がかりとして、CTIT(Click to Install Time:クリックからインストールまでの時間)が挙げられます。CTITが10秒未満のユーザーが多い場合、インストールハイジャックの被害に遭っている可能性が高いです。
3.クリック洪水
クリック洪水は、洪水のようにクリック数が急増するのが大きな特徴で、実際にはクリックがないにもかかわらず、クリックがあったように偽装するアドフラウドです。ボットによるクリックのほか、悪質なユーザーが報酬目当てに複数端末を用いてクリックすることもあります。
ブランドセーフティーとは
ブランドセーフティとは広告主がアドネットワークやDSPなどで広告を配信した際に本来掲載されるべきサイトではなく、ブランドが既存されるような望ましくないサイトに広告が掲載されてしまうことを防ぐことです。
もともとは欧米で反社会活動、ポルノ、著作権侵害コンテンツなどへの広告掲載が問題となり、その後ツールを使ったリスク管理や配信制御などの対応が求めれらるようになってきているぞ。
JICDAQについて
JICDAQは2020年12月1日に、広告関係3団体(JAA・JAAA・JIAA)が「JICDAQ宣言」を発表後、2021年4月に設立され、健全な広告の配信とその可視化のため、品質確保に努めている事業者に対して認証を付与し、インターネット広告市場の健全性を維持するための仕組みと環境を整えるために設立されたデジタル広告品質認証機構のことです。
JIQDACに登録するにはどうしたらよいですか
登録には費用がかかるが、定めるガイドラインに沿って、社内外において適正なリスク対策を実施しているか書類を提出し、審査に通過すると登録および認証事業者としてJIQDACのサイトに公開される。また認証事業者としてロゴなどを各種広報物に使用することで信頼性を得ることもできるのじゃ。
アドベリ導入について
アドフラウドやブランドを毀損するようなサイトへの広告掲載を防ぐツールはあるのですか?
国内ではIASやmomentumなどのアドベリ対応ツールのサービスを提供している企業がある。まずは一度問い合わせすることをおすすめするぞ
IAS社(Integral Ad Science Japan 株式会社)について
Integral Ad Science (インテグラル アド サイエンス、IAS) は、IASは2009年に米国ニューヨークで創業、現在では13か国・18都市で事業を展開している世界的なアドベリツールベンダーとして知られています。
IAS社は洗練されたテクノロジーで高品質な広告メディア環境の実現をサポートするアドベリフィケーションのグローバルリーダーとして、2015年より日本国内においても広告主とパブリッシャーの広告予算を広告不正やブランド棄損のリスクから守ると同時に、インターネットユーザー認知獲得等において広告主のビジネス目標を達成するためのソリューションの提供に取り組み続けています。
また、IASはFacebookやYouTube、YDN、GDNなど、世界の名だたるプラットフォーマーとも連携しており、運用型広告において、ビューアビリティ、アドフラウド、ブランドセーフティの3つに対する計測や対応が可能でモニタリングやブロッキングなど、企業の目的にあったサービスを提供されています。
Momentum株式会社について
Momentum株式会社は、「無価値な広告をゼロにする」という理念のもと、国内で初のアドベリフィケーション事業者として創業されました。Momentum株式会社では全方位型で精度の高いアドベリフィケーションソリューションの開発・提供を行い、インターネット広告環境の健全化を促進しています。
またIAS同様、世界の名だたるプラットフォーマーと提携しており、運用型広告においてビューアビリティ、アドフラウド、ブランドセーフティの対応が可能となっています。
アドベリツールの導入から実施手順
導入から実施までの流れとしてはまず、掲載する広告とアドベリタグをセットで媒体側に入稿、その後ベンダーの提供する管理画面にガイドラインに沿った各基準値を入力、広告管理画面を連携しながら、日々モニタリングを行っていきます。その後管理画面においてブラックリスト化された配信先へのブロック等を行っていき、目標値となる数値レベルを下回らないよう運用を続けていきます。
なるほど、アドフラウドの被害を防ぐために様々な団体や企業がサポートを行っているんですねー。ぜひ今後も勉強していきたいと思います!


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