運用広告の主流となりつつあるSNS広告

広告プロモーション

 2021年はインターネット広告が遂にテレビCMの売り上げを抜いた年となりました。中でも国内でも利用者の多いSNS広告の伸びが著しく、LINE、Twitter、フェイスブック、インスタグラムに続きTikTocの利用者の伸びが目立ちました。TikTocは特にZ世代と言われる10代〜20代の利用率が高く、この年代に訴求したい商材のメーカーの出稿を中心に大きく伸ばしました。ちなみに各媒体の現在の利用者数(MAU)は下記の通りとなっています。

LINE/8,900万人
Twitter/4,500万人
Facebook/2,600万人
インスタグラム/3,300万人
TikTok/950万人 

※2021年現在

これらのSNS広告はサイトへの流入や動画視聴による認知を上げるだけでなく様々なキャンペーンに活用できることが人気の理由です。また、現在世界的に加速する個人情報保護規制の強化により、今後行動履歴ターゲティング広告 やリターゲティングやリマーケティング広告が実施不可となれば、必然的にアドネットワークやDSP広告にかけていた予算はサードパーティCookieに頼ることのないSNSにシフトしていくことは間違いありません。(それ以外にもコンテクスチュアルターゲティングや予約型広告も恩恵を受けることでしょう)

主なSNS広告とその特徴、代表的なメニュー

・Facebook

引用:Facebook
 Facebookはつながりを活用したコミュニケーションネットワークです。もともとは特定の人のみで繋がることを目的としており、同窓会ネットワークとも言われていました。比較的男性に利用されており、シニアでも60から70歳の男性を中心に利用されています。同じMETA社のインスタグラムやメッセンジャーとの横断フォーマットを活用したPO配信で最適化を図ることでコストパフォーマンスを上げることができ登録時における属性やAIの学習における配信最適化も大きな特徴のひとつとなっています。

◾️Facebookの広告の種類


・画像(バナー)広告
・動画広告
・スライドショー広告
・ カルーセル広告(マルチ広告)
・ キャンバス広告(フルスクリーン広告)
・コレクション広告(ECフォーマット型広告)
・ダイナミック広告(閲覧履歴活用型広告)
・リード広告(ユーザーリスト収集型広告)
・クーポン広告
・イベント広告

■セグメント:年齢、興味関心
CPM相場:100〜500円
CPC相場:100〜200円

・LINE

引用:LINE
 LINEは国内においては最も利用数の多いSNSで、ユーザー数は8900万人と言われています。ちなみに世界最大の発行部数を誇る読売新聞の発行部数が730万といわれています。回読人数を考慮しても推定読者は1825人ですから、LINEのユーザーは約5倍近い人数となりますからSNSのパワーがどれだけ大きいかがわかるかと思います。利用者は特に女性や中高生の利用率が高いのが特長です。

◾️LINEの広告の種類


LINE広告の配信先は下記の通り配信面は多彩ですが、基本的に面指定はできないようになっています。
・トークリスト
・LINE NEWS
・タイムライン
・ウォレット
・LINEマンガ
・LINEポイントクラブ
・LINEショッピング
・LINEチラシ
・LINEクーポン
・LINEマイカード
・LINE広告ネットワーク

・WEB AD(静止画広告)
・APP AD(アプリダウンロード広告)
・VIDEO AD(動画広告)
・LINE広告 Network(外部メディアへの配信広告)
LINE のファミリーアプリや「ディズニーツムツム」、マンガアプリ「マンガUP!」 「マンガワン」などを中心に配信することが可能、月間アクティブユーザー数は3,600万人にのぼります。 ユーザーは、動画広告の視聴と引き換えに、アプリ内で使える特典を得ることができます。

■セグメント:年齢、興味関心
CPM相場:400〜650円
CPC相場:40〜150円

・Twitter

引用:Twitter
 Twitterはその手軽さや速報性・拡散性の高さから老若男女様々な人に利用されています。またAPIとしてフォロー&ツイート数を増やすために有効なカンバセーションボタンやインスタントウィンなど多彩でキャンペーンに使えることも魅力といえるでしょう。

◾️Twitterの広告の種類


・プロモツイート(タイムライン上表示広告)
・プロモアカウント(親和性の高い未フォローカウントへの広告配信)
・プロモトレンド(タイムラインや おすすめトレンド]セクションへの表示広告)
キャンペーン:カンバセーションボタン、インスタントウィン
※インスタントウィンなどのキャンペーンPKGは、カラビナにて対応
※広告フォーマットは
主に画像広告と動画広告の2つに分かれますが、動画広告にはリンク+動画単体で出せるものとウェブサイトカードのようにツイッターのブラウザ内にランディングページを出現させるものがありますのでそれぞれ目的によって使い分けをするとよいでしょう。

■セグメント:年齢、興味関心

CPM相場:300〜500円

CPC相場:40〜100円

CPF相場:50〜200円

・Instagram

 引用:Instagram
 Instagramは主に20~40歳代の女性の利用率が高いSNSです。どちらかというとファッション・グルメ系の情報が多いようです。

◾️Instagramの広告の種類


・画像広告
・動画広告
・カルーセル広告(マルチ広告)
・コレクション広告(カタログ型広告)

■セグメント:年齢、興味関心
CPM相場:1リーチあたりおよそ0.5〜1円
CPC相場:40〜100円

 インスタグラムもフェイスブック同様、AIによる入札最適化およびPO配信による最適化を図ることが可能です。広告配信はおもフィードと呼ばれるタイムラインの中やストーリーズという動画投稿画面には新されますが、フェイスブックとあわせた4面配信も可能となっています。

・TikToc

 引用:Instagram
 TikTocは主にZ世代(10代〜20代)の男女の利用率が高く、主ダンスや歌、また様々なパフォーマンスを投稿することで注目を集めバズを起こすことで中高生を中心に爆発的に広まるきっかけとなりました。

◾️TikTocの広告の種類

・起動画面広告
起動画面広告とは、TikTokを起動した際に表示される広告のことを指します。
・チャレンジ広告
チャレンジ広告とは、企業側がテーマとなるハッシュタグを用意し、そのハッシュタグに沿った動画をユーザーが作成・投稿する、ユーザー参加型のTikToc広告です。
・インフィード広告
インフィード広告とは、投稿欄の「おすすめ」に表示される動画広告です。

■セグメント:年齢、興味関心
CPM相場:100〜600円
CPC相場:30〜100円

 TikTocはローンチ後しばらくはターゲットが中高生のみであることやおもにダンスやおふざけ動画が多いため、広告出稿を控える企業も多かったのですが、Z世代ターゲティングや、その利用者の驚異的な伸び率や拡散性の高さから徐々にナショナルスポンサーと言われる大手企業や学校関係の広告出稿が増えてきました。ユーザー数は950万人と他の大手SNSと比較すると少ないように思えますが、Z世代含有率の高さから今後目の離せないプラットフォームであることはまちがいなさそうです。

 以上、今回はもはや運用広告の主流となりつつあるSNS各社広告の特商から代表的なメニューまでご紹介いたしました。先述したようにTikTocなどの新たねメディアが躍進しているものの当面はここに挙げた4社でのシェア争いが続くものと思われます。

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