広告の運用効率を上げるためには当然ターゲティング精度を上げるための手法が常に求められます。現在WEB広告市場には様々な運用広告が存在しますが運用刻々と一口にいってもそれぞれが強みや弱みがあるもの事実です。
例えば、リスティング広告はマーケティングファネルにおいてもっとも購入に近い積極的検討層にアプローチできますが、競争が激しいため、単価の高騰が起きる、アドネットワークはファネルで言えば上部の潜在・興味関心層にある程度広くアプローチできますが、セグメント精度が低い受動的に広告を受けているため、見込み度が低い、CVR低いということもあります。
そこでぜひ活用したいのが、アドネットワークより広く、趣味嗜好でカテゴリーセグメントできるためCVも期待できるDSP広告をご紹介いたします。
DSPってどのような広告なの?
DSPとはデマンドサイドプラットフォームの略で需要側の広告プラットフォームのことです。広告主の溶融するターゲットに向け、DMPやSSPからの情報を元にターゲティング設定し、広告発信していきます。
DSPとは一口に行っても多種多様で、配信先や配信形態など様々な種類が存在します。配信先で言えばデバイスやカテゴリー、配信形態で言えばIPアドレスや携帯電話の位置情報をもとに様々な会社の所有するデータ(サードパーティーデータ)を掛け合わせて配信するものから自社のみのデータ(ファーストパーティデータ)でそのネットワーク先の特性によって使い分けができるようになっています。
DSPの単価と課金形態はどのようになっているの?
一般的に100円〜500円g相場となっていて課金形態にはCPC課金およびCPM課金があります。
主に使用されているDSPとその特徴をご紹介
・マーケットワン (Mediamass)
MarketOne®(マーケットワン)は、国内最大級の広告枠や在庫に対して、広告主様の多様な要望に応じた配信を可能にするクリーン&セーフなDSPです。
業界最先端の配信最適化ロジックを搭載しており、広告主様のKPIを達成します。PMPへの対応やアドフラウド対策、ブランドセーフティへの取り組みを強化しているため、ブランディング案件にも効果を発揮します。また、DMP「AudienceOne®」との連携により、多彩なデータを組み合わせたオンターゲット配信を実現しています。
・LOGICAD
Logicad とは、ソニーグループのマーケティング技術を基に開発された、ソネット・メディア・ネットワークス株式会社が展開する DSP の1つです。
RTB は瞬時に入札を行う必要があるため、表示機会に対してそもそも入札に参加できない場合もあります。
しかし Logicad の世界最高水準とも評される0.003秒の平均処理速度で、 RTB のタイムアウトによる機会損失を防ぐことができます。
加えて独自の人口知能「 VALIS-Engine 」を活用した、高精度な予測技術に基づくユーザー拡張も特徴といえます。
・BYPASS
マルチデバイスに対応した広告プラットフォーム
国内最大級のインベントリー、多彩なターゲティング、高性能な最適化エンジンを搭載。
広告効果の最大化、オペレーション業務の効率化が可能なDSPです。
・universeads
UNIVERSE Adsとはマイクロアドが2021年1月から提供しているDSPで、BLADEの25,000社の実績で培ったノウハウを元に、次世代のマーケティングニーズに対応すべく開発された新しいDSPです。210社以上のデータプロバイダーと接続する「UNIVERSE」と連携することで、多種多様な業界業種のマーケティングニーズに合わせ、データ分析、広告配信が可能なDSPです。
・AKANE
AkaNeは国内最大級のインフィード特化型アドネットワークとして注目されています。 様々なDSPやアドネットワークがあるインフィード面だけでなくレコメンド面にも配信できるのが特徴で
クリック率も高く、ユーザーの不快感を減らした上で自然に誘導することができるインフィード面。そしてユーザーに対してオススメコンテンツとして広告配信ができるレコメンド面にも広告配信が可能です。
・LOGLY
日本のネイティブアドを牽引しているといわれるLOGLYは独自のテクノロジー「コンテキストマッチ技術」を最大の武器としています。
ネイティブアドでは、媒体のコンテンツに関連する広告が配信されます。そのため、一般的には媒体内での特定キーワードの出現回数などを根拠に広告の配信を行っています。しかしキーワードの出現回数だけに依存していては、媒体にそぐわないニュアンスの広告を配信してしまうことがあります。
そこで、LOGLYでは独自のテクノロジー「コンテキストマッチ」によって、ウェブサイトの「文脈」を瞬時に理解し、コンテンツ内容を的確に把握できるようにしました。ホームページでは、実に日本の8割以上ものウェブサイトの文脈を理解する技術を持っていると紹介されています。 このコンテキストマッチにより高精度のレコメンド結果を出力し、いわゆるコンテンツの「トーン&マナー」に合わせた広告を配信することができ流ようになり、ネイティブアドのパフォーマンスの最大化を図ります。
以上、今回はWEBマーケティングの担当者であればぜひ知っておきたい代表的なDSPベンダーを中心にご紹介いたしました。
DSP広告については今後、世界的に進む個人情報保護規制により一旦は市場の縮小も予想されますが、先述いたしましたコンテキストターゲティングやLIVE RUMP やインティメートマージャーのIM UIDのようなポストCookieソリューション、Googleのプライバシーサンドボックスなどがそれをカバーすることで、またインターネット広告の主流となることでしょう。


コメント