これまでいわゆるOOH(屋外広告)といわれる交通広告や屋外看板などの広告媒体、どちらかといえば認知系施策、ブランディング、キャンペーンなどに使用され、その効果を図ることは難しいとされてきました。
しかし最近ではプログマティックOOHなど、デジタル技術を用いて、季節や時間、天候などにより広告の出し分けができたり、広告ごとのターゲット注目率を測定し、それを今後のマーケティングに生かすといった動きも出てきており、いよいよ効果の曖昧さというものが消えつつあるようです。また、広告もアドサーバーを通じてターゲットごとに細かく送信できるため、小ロットの取引が可能で、コスト削減にも大きく貢献しています。
今回は最新のテクノロジーを使用したOOHについてご紹介したいと思います。
街頭ビジョン
街頭ビジョンは基本的には不特定多数をターゲットにした広告媒体ですが、その街ごとに通行者の属性は変わってきます。例えば渋谷であれば若い世代やティーンがメインですが、新橋であればサラリーマンがメインターゲットとなります。
ユニカビジョン
LIVE BOARD
電車内サイネージ
ダイナミックビークルスクリーン
数年前からJRでは電車内の中刷りなどを廃止し、モニターのみの車両もどんどん投入しておる。いずれ全ての電車内から中刷りや窓上ポスターがなくなる日も遠くないじゃろう。
タクシーサイネージ
タクシーサイネージはかつては車内のパンフレット設置、もしくは車体へのラッピングがメインでその活用や広告効果の検証は難しく、どちらかというと認知施策として捉えられてきました。しかし今では認知施策だけでなく、よりサービスや商品の購入に繋がるようにターゲットごとに絞り込んで配信したり、QRコードでウェブサイトに誘導したり、期間内の広告配信数を集計してレポートとして提出することで次回の広告施策の資料としたりと工夫されています。
その他タクシーサイネージの強みとしてはやはり、経済力や購買力のある富裕層に対してアプローチすることができる点や、パーソナルな空間で落ち着いて視聴できること、また強制的に広告を視聴させることができる点ではないでしょうか。この点が電車内のサイネージと大きく異なる点です。
ターゲットが不特定多数でなくビジネスターゲットであったり、富裕層であれば間違いなくタクシーを選ぶべきでしょう。下記にタクシーサイネージの一部をご紹介いたします。
<UBER>
<GROWTHタクシーサイネージ>
<Premium Taxi Vision>
<TOKYOPRIME>
<DIDI TV>
DIDI TVはスタート当初どん兵衛タクシーという無料タクシーが話題になった。スポンサーをつけることで無料にできる画期的な取り組みだったぞ。
今後OOHはどのように変化していくのか
上記のように今まではどちらかというとアナログメディア 、オールドメディアに近いイメージだった屋外広告(OOH)でしたが、デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展に伴い、IOTを通じたビッグデータの活用のためのタッチポイントとして大きく変わりつつあります。一つの事例として下記にAIを活用したOOHの未来を示す例をご紹介しますので、参考にしてみてください。
AIサイネージ
以上のように現在のOOHは広告主が求めるコストパフォーマンスに見合うよう設計されるなど飛躍的進歩を遂げています。今までのように効果の予測が立たない広告、果たして売上に貢献したのかがわからないといった広告は滅んで行くことでしょう。これからの時代、広告マンや媒体に求められる基準はデジタルを活用してどれだけコストパフォーマンスをあげていけるのか、また結果をフィードバックすることで広告だけでなく商品やサービスの質自体も上げていけるかなど広告主の要求はさらに厳しくなって行くことでしょう。


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